2017年度
理学部 地球惑星科学科 3年前期
地震学

担当: 吉 澤 和 範
(理学部地球惑星科学科 地震学研究室

場所:2-402 室
 時間:火曜2限(10:30-12:00)

目標

地球惑星内部の構造や震源の物理過程を理解する上での基本となる地震学の理論的基礎を中心に学ぶ.特に,地震波の発生と伝播,地震の観測と地震波記録の解釈,地球内部構造や震源の決定法等を学ぶ.
○弾性波としての地震波の発生・伝播に関する基本的性質を理解する.
○地震波の観測方法,観測した地震波記録の解釈の仕方を理解する.
○地震波の記録から,地球内部構造や震源を調べる方法を理解する.
○地震活動と地球表層のテクトニクス,地球深部ダイナミクスとの関係を理解する.

キーワード 弾性論,地震波動,地震,地球内部構造
授業方針

当該授業の前に講義資料等を下記にリンクするので,各自ダウンロード・プリントし,前もって予習すること.また毎週,授業のはじめに小テストを行うか,又は授業後にレポートを課します.各回の配布資料は,下記からPDFファイルをダウンロードできます.(ただし,授業中にお知らせしたユーザー名とパスワードが必要です.) なお,レポート類はA4サイズの用紙で提出すること.

授業計画
テーマ(実施日) 予習資料 講義スライド* 小テスト レポート課題 補足資料
1. イントロダクション (4/11)   スライド1   基礎数学演習問題
(解答例)
2. 弾性論の基本 (4/18-25, 5/9) 講義資料2 スライド2 小テスト1
小テスト2
レポート1
(解答例)
解説資料(1章)
3. 弾性波動方程式 (5/16, 30) 講義資料3
スライド3

小テスト3

レポート2
(解答例)
解説資料(2章)
4. 実体波の伝播と反射・透過 (5/30, 6/6-13) 講義資料4 スライド4 小テスト4 レポート3
(解答例)
解説資料(3章)
5. 表面波の発生と伝播 (6/13-27) 講義資料5 スライド5     解説資料(4章)

6. 地球自由振動(6/27-7/4)

講義資料6       解説資料(5章)
7. 地震波線と走時          
8. 地球内部構造の決定          
9. 地震波トモグラフィー        
10. 震源の理論          
11. 地震テクトニクス          
期末テスト
         

*講義内で解説を省略したスライドには,当該スライドページの左上に「※」印または「※発展」印が付いています(授業で解説しなかった事項は,試験の範囲外です).

成績評価 試験,レポート,出席状況,小テスト等を総合評価
教科書 指定なし
参考書

初級:Introduction to Seismology / P. Shearer (Cambridge Univ. Press)
初〜上級:地震学/長谷川昭,佐藤春夫,西村太志(共立出版)

【もう少し深く地震学を勉強したい人向け】:
中級:An Introduction to Seismology, Earthquakes, and Earth Structure
      / S. Stein, M. Wysession (Blackwell Publishing)
中級:Modern Global Seismology / T. Lay and T. Wallace. (Academic Press)
   (日本語訳:「地震学(上・下巻)」レイ・ウォレス,柳谷俊 訳,古今書院)
中級:地震学/宇津徳治,共立出版

【連続体力学・弾性波動論に関する参考書】
初〜中級:弾性体力学(フロー式物理演習シリーズ)/中島淳一・三浦哲(共立出版)
中級:連続体の力学(岩波基礎物理シリーズ2)/ 巽友正(岩波書店)
上級:弾性波動論 / 斎藤正徳(東大出版)

【ベクトル解析・テンソル】
物理のためのベクトルとテンソル/ダニエル・フライシュ(河辺哲次訳)(岩波書店)

【物理数学全般】
物理のための数学(物理入門コース10)/和達三樹(岩波書店)
物理数学(裳華房テキストシリーズ 物理学)/松下貢 (裳華房)

【特殊関数等の数学的基礎に関する参考書】
中〜上級:演習形式で学ぶ特殊関数・積分変換入門/蓬田清(共立出版)

その他

【連絡事項】
・休講日:5/23(学会出張)
・特別の事情により講義を欠席する場合は,必ず欠席届(紙面)を提出すること.
・期末テスト:未定(7/25または8/1)


講義に関する質問等は,吉澤(理8-310号室)まで.