2011年3月11日に発生したマグニチュード9.0の超巨大地震は,東北地方を中心に,東日本の広範な地域に甚大な被害を及ぼす結果となりました.犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに,被災された皆様,ご遺族の皆様,関係の皆様に心からお見舞い申し上げます.
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下図は今回,Global Seismographic Networkを中心として,世界各地に展開されている地震観測網によって捉えられた地球を周回する表面波の記録です.表面波の一種であるレイリー波の鉛直成分の記録を示しています. (各波群には,その伝播経路に応じて"R1,
R2, R3, R4, ...."という名称がつきます.表面波の伝播の仕方や,エアリー相などの解析方法の詳細については,2004年スマトラ沖地震の解析結果のページを参照ください) |
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謝辞:今回用いた地震波形記録は,IRISデータセンターより配布されている GSN(Global Seismographic Network)及びGEOSCOPEのデータを利用しました. |
最終更新日:2011年3月26日
作成日:2011年3月25日
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